どうもこんにちは!音楽好きブロガーのもちきんです!
今より7年前の2012年12月30日、ある人物が急逝し、日本のバンドシーンを揺るがせました。
急逝した人の名前は後藤 慶。
通称K。
Pay money To my Painという、今もなお絶大な人気を誇り人々の心に残り続けているバンドのボーカルでした。
今回はK氏に追悼の意を込め、Pay money To my Painのおすすめ曲を紹介していきます。
Pay money To my Painとは
(引用:激ロック -“BLARE FEST.2020″に出演するPay money To my Pain、Twitterにてコメントを発表!- https://gekirock.com/news/2019/12/pay_money_to_my_pain_twitter_comment.php )
曲の紹介をする前に、Pay money To my Pain(通称PTP)がどの様なバンドかを紹介します。
Pay money To my Pain メンバー
(引用:NAVERまとめ -[Sun Forever] Pay money To my Pain : K(後藤慶) 画像集- https://matome.naver.jp/odai/2136225687394912801 )
○Vo K(ケー)
本名:後藤慶(ごとうけい)。
2003年にGUNDOGのボーカリストとしてデビュー。
2005年に活動を休止し、PTPを結成。
(引用:PABLO(澤村パブロ良明)(Pay money To my Pain)のまとめ http://pay-money-to-my-pain.ikemen.ch/tag/PABLO(澤村パブロ良明) )
○Gt PABLO(パブロ)
本名:澤村パブロ良明(さわむら パブロ よしあき)。
日本人の父とスペイン人のハーフ。
1999年にGIRAFFEのギタリストとしてデビュー。2002年1月に解散。
LiSAを始め、様々なアーティストのサポートも務めています。
(引用:T$UYO$HIのブログ https://ameblo.jp/ptpbass/entrylist.html )
○Ba T$UYO$HI(ツヨシ)
本名:石川剛(いしかわ つよし)。
2000年にDRUG STORE COWBOYのベーシストとしてデビュー。2004年に活動休止。
現在はThe BONEZでも活動中です。
(引用:音楽ナタリー – Pay money To my Pain ラウドロックシーンに遺した“遺伝子”の秘密- https://natalie.mu/music/pp/ptp/page/2 )
○Dr ZAX(ザックス)
本名:勘座仁(かんざ じん)。
KAMINARIというバンドで活動していましたが、2002年に解散。
P.T.P.の他にFallon、The BONEZでも活動中。
ベースのT$UYO$HIと共にSCHONのサポートも務めています。
(引用:OKMusic-【JIN】映像とリアルが融合したイベ
ント「二重スリット実験」とは? https://okmusic.jp/news/179816 )
○Gt JIN(ジン)
本名:不明。
2008年4月6日に脱退。
実弟にGReeeeNのリーダーであるHIDEがいます。
現在はHigh Speed Boyzのボーカルとして活動中です。
Pay money To my Pain 概要
ハードコア、ヘヴィメタルの流れを汲みつつ、新しい要素が加えた所謂ラウドロックというジャンルのスタイルで活動していました。
楽曲制作や活動に関しては、全てメンバーによるセルフプロデュースで行われています。
CD作品のスタジオ録音はアメリカカリフォルニアにあるRadio star studioにて行われていたとされています。
そんな彼らはリスナーからは勿論、ONE OK ROCKやcoldrainなど、今ラウドロックというシーンの最前で活動しているバンドからの支持もとても熱いものでした。
Pay money To my Pain 由来
Pay money To my Pain
日本語に訳すと「俺の痛みに金を払え」
Kは歌詞を書く時、自分の痛みや苦しみを吐きだす様に書いていたそうです。
ある時、ファンにその詩を貶された。
それ以降ファンが嫌いになり、PTPを結成するときに皮肉を決めてPay money To my Painというバンド名にしたとされています。
ちなみに、当時は嫌いだったファンもその後は好きになり、「歌詞共感できる」と言われて嬉しいと言っていたとか。
Pay money To my Pain おすすめ曲10選
前置きが長くなりました。既に1909字。
本題。
日本のロックシーンに絶大な影響を与えた彼らのおすすめ曲を紹介してきます。
Pictures
3rd CD「Pictures」に収録
個人的に現存する全ての曲の中で一番大好きな曲です。
どのパートのどの部分を切り取ってもかっこ良すぎる。
Kの唯一無二な歌声がエモさと切なさにマッチしています。
Weight of my pride
3rd Album「Remember the name」に収録。
ライブで盛り上がりの一曲。
開始約1分でサビ。最高です。
Sweetest vengeance
4th Album「gene」に収録。
初めからKのシャウトが炸裂する一曲。
激しく美しいナンバーです。
Paralyzed ocean
1st Album「Another day comes」に収録。
サビのstop thinking too muchという言葉が胸に残る曲です。
Same as you are
2nd Album「after you wake up」に収録。
至高のラブソングバラードです。
Black sheep
1st CD「Drop of INK」に収録。
PTPの始まりの曲です。
Another day comes
1st Album「Another day comes」の一曲目に収録。
ちなみにこの曲、CD音源にはイントロでピアノの旋律が1分近く流れるので、7分を超える壮大な一曲となっています。
Out of my hands
2nd CD「Writing in the diary」に収録。
激しくも聴きやすい曲です。
Greed
3rd Album「Remember the name」に収録。
ハードコア全開の一曲。
畳み上げていく感じがたまりません。
Rain
PTPの4thアルバム「gene」の最後に収録されている曲。
実はこのアルバム、Kが死去した後に発表されていて、ワンオクのTakaや、CrossfaithのKenとTeru、lynch.の葉月などをゲストボーカルに迎えた曲をそれぞれ収録されており、その最後にKがボーカルのこの曲が収録されています。
おまけ
カバー
SiMがWeight of my prideを、coldrainがPicturesをカバーしています。
Kがいかに他のバンドのメンバーに慕われていたかが分かります。
Room #103
2014年の12月29日に発表された未発表曲です。
あなたのプレイリストにPay money To my Painを
この記事を読んで、一人でもプレイリストにPTPを追加してくれる方がいたら幸いです。
もう生の声を聴く事は叶わないけれども、それでもあなたの生活を支える小さな一部として、PTPという存在が加わればと思います。
ではでは、また次回の記事で。