どうも、音楽好きブロガーのもちきんです。
邦ロックの歴史を自分なりに振り返ってみるシリーズの第四弾です。
これまでの記事はこちら。
今回は、2000年代後半を振り返ります。
2000年後半
インディーズで残響系のバンドが凄い勢いで出てきた。
というより、違うジャンルやってたけど世の中の流れや風潮みたいなのが強すぎて残響系にシフトしたバンドもいるんじゃないか。
そんな時代。
あと天才が多い。
凛として時雨
戦犯。
天才。
初めて聴いた時の衝撃は凄かった。今も大好き。
残響系が少しずつ流行ってきていた時期に彼らの人気が爆発したことで残響系やマスロック、ポストロックが一時期溢れかえった。
当時のライブハウスの演奏、めちゃくちゃレベル高かった記憶ある。あの頃は楽器上手くないとバンド組めない雰囲気あったと思う。
ちなみに時雨は残響レコードじゃない。ややこしい。
9mm Parabellum Bullet
天才。
これも初めて聴いた時びっくりした。
というより、変わった音楽だなぁと思った。
リードギターの滝善充が弾くリフがそうさせていたのか、メロディ自体が変わっているのか、はたまたその両方なのか。
しかし彼らがヒットしてからの邦ロックは変わった。といより位置づけられた気がする。
滝善充の弾くギター、リードリードしてるっていう表現をぼくはするんだけど、それ以降のバンドのギターのリフがリードリードし始めたのは彼の影響が大きかったと思う。
THE NOVEMBERS
アングラという意味でART-SCHOOLの後継。
これも当時聴いた時の衝撃半端なかった。
残響系と同じくらいにTHE NOVEMBERSみたいなバンドも当時多かった。
それくらいに影響を残したバンド。
10-FEET
2000年代前半と迷った。
幻の回含めて2007年から開催されている京都大作戦の主催者。
当時より前からフェスはあったけど、今みたいにフェスの親密さみたいな空気が出始めたのは彼らのおかげなんじゃないか。
彼らに関しては別の記事でオススメ曲を紹介しているから、気になる人はチェックしてみてくれ。
RADWIMPS
天才。
当時は数年前に売れていたアジカンやBUMP、エルレと共に邦ロック入門みたいな立ち位置にいた。
今になって考えてみるとこれが入門っておかしい。常に新しいことをしている彼らはその当時も新しいことをしているわけで、それがあろうことか入門扱い。
新しいながらも聴きやすい音楽を奏でていたとうことなのだろう、さすが天才。
チャットモンチー
この曲すごい好き。
ガールズバンド枠。
彼女らを超えるガールズバンドって出てきたか?
今だったらSHISHAMOになるんだろうか。それでも当時程の影響力はなかっただろう。
今バンドをやっているバンドの女性達は間違いなく彼女らの影響だ。
フジファブリック
天才。
故に若くしてこの世を去ったのか。
今のフジファブリックとは別物。
彼らを外すことはできない。
YouTubeのコメ欄にもあるけど、彼らは日本語はダサさとの紙一重。
それを体現し、絶妙な空気を放っていた。
このバンドは多分、一生聴き続ける。
東京事変
好き。椎名林檎がではなく東京事変として好き。
椎名林檎のソロ曲あまり知らない。
活動再開嬉しい。
andymori
この動画何回観たんだろう。
天才。
当時リードリードしているギターが流行り、残響系が溢れかえり誰も彼もが変拍子やらに食いついていた時に「え?こういうかっこいい音楽も有りでしょ」と言わんばかりに急に現れて当時のインディー人気をかっさらっていった。
この辺りから残響系が落ち着き、また色んな方向性やら本来のスタイルやらに戻っていったみたいなイメージ。
FACT
元祖覆面バンド。
これより前に正確にはBEAT CRUSADERSがいたけど、まぁあれはなんか違うしいいでしょ。
今でいうラウドロックの入門編の様なバンドだったなんじゃないかな。
今思い返すと、彼らがいたから後のcoldrainとかすんなり聴くことができたという人達は多かったのではないかと思う。
次回へ続く
というわけで、今回は2000年代後半の邦ロックを振り返った。
そんな訳で次回は、2010年代を振り返っていこうと思う。
ではでは、また次回の記事で。