どうも!映画好きブロガーのもちきんです!
この様な悩みにお答えします。
【密室劇・会話劇】とは
限定的な舞台の中で繰り広げられる会話がメインの物語を言います。
劇場型映画とも呼ばれ、お金をかけたアクションシーン等の派手なシーンがなく登場人物の会話で物語が進行していくので、脚本が命になります。
その為、【密室劇・会話劇】の様な映画がヒットしてから、「優秀な脚本と演者が居れば映画は面白く作れる」とまで言われる様になりました。
【密室型・会話劇】のオススメ映画13選!
映画の中でも特に【密室劇・会話劇】が好きな、学生時代に映画研究会に所属していたぼくがオススメの作品を紹介していきます。
12人の怒れる男
1954年 アメリカ製作
監督:シドニー・ルメット
脚本:レジナルド・ローズ
出演:ヘンリー・フォンダ 他
あらすじ
父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、陪審員が評決に達するまで一室で議論する様子を描く。
法廷に提出された証拠や証言は被告人である少年に圧倒的に不利なものであり、陪審員の大半は少年の有罪を確信していた。全陪審員一致で有罪になると思われたところ、ただ一人、陪審員8番だけが少年の無罪を主張する。彼は他の陪審員たちに、固定観念に囚われずに証拠の疑わしい点を一つ一つ再検証することを要求する。
陪審員8番の熱意と理路整然とした推理によって、当初は少年の有罪を信じきっていた陪審員たちの心にも徐々に変化が訪れる。(引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/十二人の怒れる男 )
傑作。
【密室劇・会話劇】の代表作です。
これを観てハマらなかったら、【密室劇・会話劇】は合わないかもしれません。
ロシアでのリメイク版も出ているので気になる方はこちらもどうぞ。
12人の優しい日本人
1991年 日本製作
監督:中原 俊
脚本:三谷 幸喜
出演:豊川 悦司 他
あらすじ
ある陪審審理のために、素性も考えも裁判への意気込みも全く異なる、12人の一般市民が陪審員として会議室に集められた。
評決は全会一致が原則である中、最初の決で12人全員が「無罪」に挙手。呆気なく審議終了・解散となりかけたところ、陪審員2号が「話し合いがしたいんです」と言って意見を「有罪」へと翻す。いざ話し合いが始まってみると、理由があやふやな人・参加意欲の乏しい人・付和雷同な人・意固地すぎる人・・・。議論するたび、有罪無罪の決をとるたびに各自の考えは二転三転。
こんな状況で、良くも悪くも日本人らしい12人がある男性の死をめぐって事件か事故か、有罪か無罪かで激論を交わす。(引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/12人の優しい日本人 )
日本を代表する脚本家、三谷幸喜の脚本で描かれた12人の怒れる男のオマージュ作品。
コメディ要素強めです。
キサラギ
2007年 日本製作
監督:佐藤 祐市
脚本:古沢 良太
出演:小栗旬 他
あらすじ
某ビルのペントハウスに、互いに面識のない五人の男たち(ハンドルネーム: 家元、オダ・ユージ、スネーク、安男、いちご娘。)が集まった。彼らはD級マイナーアイドル・如月ミキのファンサイトを通じて知り合い、如月ミキの一周忌の為に集まったのだった。
一年前にマネージャーの留守番電話に遺言メッセージを残し、自宅マンションに油を撒いて焼身自殺した彼女を悼むのが会合の趣旨だったが、オダ・ユージが彼女の死因は自殺ではなく「他殺だ」と言い出したことで状況は一変する。
徐々に明らかになる当時の状況、次々と明かされる五人の男達の正体。如月ミキの死の真相に迫ろうとする男たちは、互いに対して不信の目を向け対立しながらも、それぞれが個人的に知り得た「断片的な情報」を持ち寄り、各々が推理を繰り広げる。
小出しにされる新事実によって推理は二転三転しつつも、最終的に「ミキの人柄」が明らかにされ、全員にとって納得できる死の真相を見つけ出すまでの、密室での紆余曲折を描く。(引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/キサラギ )
ぼくが初めて観た【密室劇・会話劇】の映画です。
脚本はALWAYS 三丁目の夕日やリーガル・ハイでお馴染みの古沢良太。
最近の参加した作品では長澤まさみ主演のドラマであるコンフィデンスマンJPが有名です。
ピンときた方には絶対おすすめ。
ヘイトフル・エイト
2015年 アメリカ製作
監督:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:サミュエル・L・ジャクソン 他
あらすじ
舞台は山の上のロッジ、登場人物は吹雪でロッジに足止めを食らい、一夜をともにすることとなったワケありの7人の男と1人の女。そこで起こる密室殺人。一体誰が、何の目的で?吹雪が作り出す密室で、疑心暗鬼で張り詰めた緊張をほぐすため、またお互いを探り合うため、他愛のない会話をかわす面々。やがてそれぞれの素性がすこしずつ明らかになり、偶然集まったかに見えた彼らの過去が繋がり始めた。そこで再び、予想を超えた出来事がー。
(引用:Filmarks https://filmarks.com/movies/59363 )
キル・ビルの脚本を書き、監督としても有名なタランティーノが仕掛ける密室ミステリー。
ミステリー?というか西部劇。
前半乗り終えれば物語が急激に進みます。
キューブ
1997年 カナダ製作
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本:ヴィンチェンゾ・ナタリ 他
出演:モーリス・ディーン・ウィント 他
あらすじ
目が覚めると謎の立方体(CUBE)に捕らえられていた数人の男女。誰が何の目的で閉じ込めたのかも分からないまま、彼らは死のトラップが張り巡らされたこの立方体からの脱出を試みる。
(引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/キューブ_(映画) )
脱出系。
ホラー入ってるので好きな人にはオススメです。
ミッション: 8ミニッツ
2011年 アメリカ製作
監督:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ベン・リプリー
出演:ジェイク・ジレンホール 他
あらすじ
デビュー作「月に囚われた男」が評判となったダンカン・ジョーンズ監督の第2作。シカゴで乗客全てが死亡する列車爆破事件が発生。犯人捜索のため政府が遂行する極秘ミッションに、米軍エリートのスティーブンスが選ばれる。事故犠牲者の事件発生8分前の意識に入り込み、その人物になりすまして犯人を見つけ出すという作戦で、必ず8分後には爆破が起こり元の自分に戻るスティーブンスは、何度も「死」を体験するうちに次第に作戦への疑惑を抱きはじめる。
(引用:映画.com https://eiga.com/movie/56216/ )
擬似タイムリープもの。
ラストがちょっと複雑だけれど個人的にはめちゃくちゃ好きです。
アイデンティティー
2003年 アメリカ製作
監督:ジェームズ・マンゴールド
脚本:マイケル・クーニー
出演:ジョン・キューザック 他
あらすじ
死刑囚マルコム・リバースは多重人格障害の疑いがあり死刑執行の前夜、彼の罪を問う再審議が行われようとしていた。
一方、大雨のために裏寂れたモーテルに一晩閉じ込められることになった11人の男女。彼らは何者かに襲われ、次々と殺されて行く。11人の一人、女優の運転手であるエドは自分たちの中に凶悪犯が混じっていると気づく一方で、次第に連続殺人の奇怪さを感じ始めていた。やがてこの場に居合わせた11人の奇妙な符合に気づくエド。そこで彼を待ち受けていたのは……(引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/アイデンティティー_(映画) )
スリラー系。
まさかまさかの驚きの連続なので飽きません。
悪夢のエレベーター
2009年 日本製作
監督:堀部 圭亮
脚本:堀部 圭亮 他
出演:内野 聖陽 他
あらすじ
「消化試合ではない人生を送っている人間はどれだけいるだろう」。
マンションのエレベーターに乗っていた小川順は気を失う。気が付くと一緒に乗り合わせたのは凶暴そうな安井、ゴスロリ 少女、マンションの住人で、ジョギングに出かけようとしていた牧原。小川は妻・麻奈美の出産の立ち会いに向かう途中だった。非常ボタンは壊れているし、携帯電話も電池切れで助けを呼ぶ手段がない。少女も携帯を捨ててきたといい、責めるとナイフをかざす。小川はどうしてこのマンションにいたかと訊かれる。安井は住民でないことがバレ、富永と偽名を使う。少女はマンションが一番高いから飛び降りるためと告白。超能力者で他人の体に触れると心が読める牧原は少女の心に火に包まれた家が見えるという。引きこもりでカウンセリングのボランティアが来るようになるが、姉が目当てだと分かり、青少年なんとかセンターに放火したという。安井に触ると、刑務所帰りの空き巣狙いでマンションを訪れたことがバレる。小川は5階の愛人の陽子の部屋にいたことが分かる。このまま餓死したらと少女がいうので小川はICレコーダーに遺書を録音することになる。しかし、何かがおかしいと小川は思う。
2週間前、麻奈美が探偵の安井に夫の本心を聴きたいと依頼。『そして誰もいなくなった』などサスペンス好きのアルバイトの少女・愛敬香とオカマの牧原が「ストックホルム症候群」が効きそうな密室で実行。麻奈美からの電話は少女が担当する。ところが、眠らせたはずの小川が死んでしまう。死体を処理しようとして管理人室に行くと、偽だというエレベーターのモニターが動いていて殴り殺す。今度は愛人が屋上から飛び降りようとするので説得にあたるが…。(引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/悪夢のエレベーター )
木下半太の同名小説を堀部圭亮げメガホンをとり映画化した作品。
SF要素有りです。超能力とか出てくる。
エグザム
2009年 イギリス製作
監督:スチュアート・ヘイゼルダイン
脚本:スチュアート・ヘイゼルダイン
出演:ルーク・マブリー 他
あらすじ
「採用者は生涯毎年1億円の報酬を約束する」という条件を提示したある企業の就職試験の最終選考に8人の男女が残った。試験会場には窓も無く、拳銃を持った警備員が出入り口に立っているだけだった。やがて試験監督の男が説明を始める。
『質問は一つだけ。制限時間内に答えること。ただし、以下3つのルールを守ること。
試験監督及び警備員と会話を交わしてはならない。
試験用紙を如何なる理由であれ破損してはならない。
いかなる理由があろうと、試験会場から退出してはならない。
以上を破った場合には、その場で失格。』
試験監督が退出し、制限時間80分を刻むタイマーのカウントが始まる。受験者たちは早速とりかかろうと試験用紙をめくるのだが、それはまっさらな白紙だった。やがて受験者たちは試験をクリアーするため協力し合うが、お互いライバルでもある彼らは心の内で相手を出し抜くことを考えているのだった。(引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/エグザム )
掴みは抜群だが、個人的にオチが弱く感じた作品。
感染症などの設定が出てくるので、今の時期だからこそ感じる何かはあるかもしれません。
この映画に対してぼくから言いたいことはただ一つ。
これ、就職試験だからな?
スルース
2007年 アメリカ製作
監督:ケネス・ブラナー
脚本:ハロルド・ピンター
出演:マイケル・ケイン 他
あらすじ
一人の女性を巡って、夫であるベストセラー作家(ケイン)と不倫相手の若手俳優(ロウ)が、ロンドン郊外にある作家の豪邸を舞台に心理戦を繰り広げる。。
(引用:映画.com https://eiga.com/movie/53394/ )
1972年にローレンス・オリビエ&マイケル・ケイン主演で製作され、2人揃ってアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた傑作サスペンス「探偵スルース」を、マイケル・ケイン&ジュード・ロウ主演でリメイクした作品です。
1972年版に出演したマイケル・ケインが別の役で再出演しているのが面白い。
木曜組曲
2002年 日本製作
監督:篠原 哲雄
脚本:大森 寿美男
出演:鈴木 京香 他
あらすじ
謎の死を遂げた女流作家を偲んで集まった5人の女たちが、その謎を解明していく密室ミステリー。
(引用:映画.com https://eiga.com/movie/40608/ )
恩田陸の同名小説を映画化した作品。
原作を読んでいないと納得できない箇所があるかも?
原作者でおる恩田陸のオススメ小説の記事もあるので気になる方はチェックしてみてください。
ビフォア・サンライズ 恋人までの距離
1995年 アメリカ製作
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:リチャード・リンクレイター 他
出演:イーサン・ホーク 他
あらすじ
ブダペストからパリへの長距離列車の中、ドイツ人夫婦が喧嘩を始める。一人の男性が女性に英語が話せるか確認すると、二人は食堂車へ。そして意気投合するが、男が降りる予定のウィーンに到着する。そこで、男は彼女を言葉巧みに翌朝までのウィーン旅行へ誘う。
男の名はジェシーでアメリカ人、女の名はセリーヌでフランスの大学生だった。二人はウィーンの街を歩き、トラムに乗り、観光名所やカフェ、そしてバーへ行く。二人はプラーター公園の観覧車でキスも交わす。お互いの素性や家族のことを打ち明けるが、夜が明けたら予定通りに別れることにする。
朝、ジェシーはセリーヌを見送るが、ついに意地を張るのをやめてお互いに愛を告白する。しかし、列車の発車まで間も無く、二人は半年後にこのホームで会うことを約束して別れる。別々に旅を続ける二人は、それぞれ穏やかな表情を浮かべるのだった。(引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/恋人までの距離 )
惹かれ合う男女の会話が夜明けまで繰り広げられるだけの映画。
ただそれだけの作品なのに、飽きることがありません。
【密室劇・会話劇】を観るならU-NEXT<ユーネクスト>で
今回は【密室劇・会話劇】のオススメ映画を紹介しました。
以上で紹介した作品のほとんどをU-NEXTで観ることが出来ます。
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家にいることが多いこの時期、ご自宅でゆっくりと映像作品を楽しむのも良いのではないでしょうか。
ではでは、また次回の記事で。
[…] リーチ掛けて、河眺めながら水分補給するよね。 それはさておき、 東京都民のわたくし、 大阪のことは大阪が決めればそれで良いと思うのです。 ただ、東京でも二重行政ありそうだし、メリットの訴求弱いかな。 コロナでまだまだ大変なときに、制度変更の必要性が響かなかったかと、 そんな印象を受けました。 そこで、 会話といえば、密室劇。 相変わらず、だらだらと過ごしておりますので、 アマゾンプライムからセレクトしております。 密室劇とは、 […]