音楽理論

【0から学ぶ音楽理論】初級編 -音階(スケール)-

 

どうも!音楽好きブロガーのもちきんです!

音楽理論を分からないぼくが、高校音楽科出身の東日本学生ピアノコンクール銀賞受賞の経験がある彼女に0から教えてもらう形式で音楽理論を学びたいあなたと共に勉強していくシリーズです。

前回の記事はこちら。

【0から学ぶ音楽理論】初級編 -音楽表記について-どうも!音楽好きブロガーのもちきんです! 音楽理論、難しいですよね。 分かっていれば音楽を聴くことがもっと楽しくなることが分...

スケール(音階)

講師
講師
前回、全音と半音で音階(スケール)については少しだけ触れたけど、今回はもうちょっと深堀りするね。まずは長調と短調について。
もちきん
もちきん
ほい。

各音の名称

講師
講師
と、その前に。
もちきん
もちきん
え?
講師
講師
音階のなかで1番目のおとを主音と言ったり、それぞれ呼び名があるからそれについて説明しておくね。赤字が特に大事な箇所だよ。

(引用: http://kenbanto.com/2018/04/26/post-375/ )

ああ

講師
講師
これを踏まえて、長調と短調について説明してくね。
もちきん
もちきん
はい。

長調(メジャースケール)

講師
講師
長調(メジャースケール)は、音の関係性が全全半全全全半で成り立っている音階のことを言うよ。
もちきん
もちきん
覚えてる。前回やったね。
講師
講師
で、抽象的に説明するならば、聞いた感じが弾んだり、明るかったりするイメージが長調だよ。

もちきん
もちきん
明るい感じだね。

短調(マイナースケール)

講師
講師
短調(マイナースケール)は長調の初めの音(主音)から数えて6番目の音(下中音)から始まる音の並びのことを言うよ。
もちきん
もちきん
ほう。
講師
講師
抽象的に言うと、聞いた感じが暗かったり、悲しかったりするイメージが短調。

 

もちきん
もちきん
なるほど、確かに暗い。短調は全全半全全全半のルールにのっとってないの?
講師
講師
それはこれから説明するね。短調には三種類あるの。それが、自然的短音階・話声的短音階・旋律的短音階

自然的短音階(ナチュラルマイナースケール)

講師
講師
自然的短音階(ナチュラルマイナースケール)は、短音の中で♯や♭がない音階を言うよ。

(引用: https://zussie-piano.com/paprica-scaryscale/ )

(引用: https://musicsounds.art/nm-scales/ )

講師
講師
これ聴いて、終わり方が微妙な感じしない?え、それで終わるの?みたいな。
もちきん
もちきん
あー言われてみればそんな感じする。

和声的短音階(ハーモニックマイナースケール)

講師
講師
その違和感をなくす為に、7番目の音(導音)を半音上げて1番最初の音(主音)に近づけた音階が和声的短音階(ハーモニックマイナースケール)。

 

(引用: https://musicsounds.art/hm-scales/ )

もちきん
もちきん
あ、本当だ!全然違う!ところで、上にある増2ってなんなの?
講師
講師
それはまた今度説明するよ。
もちきん
もちきん
はい。
講師
講師
話声的短音階だと6番目の音(下中音)から7番目の音(導音)、さっきの動画だとファからソ♯の音の感覚が離れすぎてしまうので、歌いにくくなるの。

(引用: https://zussie-piano.com/paprica-scaryscale/ )

※ファ♯とソの間が半音3つ(白鍵1つと黒鍵1つ)分離れてしまっている

旋律的短音階(メロディックマイナースケール)

講師
講師
それを解決するのが旋律的短音階(メロディックマイナースケール)。6番目の音(下中音、動画だとファ)を半音上げることで歌いやすくメロディアスになるのよ。

(引用: https://zussie-piano.com/paprica-scaryscale/ )

※ファがファ♯になり、音が近づいた。

(引用: https://musicsounds.art/mm-scales/ )

もちきん
もちきん
確かに変わった!
講師
講師
ちなみに音階は普通、上行(じょうこう)と言ってあがっていくのが基本なんだけど、和声的短音階の時に7番目の音(導音)を半音上げたのは最初の音(主音)に向かう時の違和感をなくす為だったよね、だから旋律的短音階が下行(かこう)する時には半音上がる必要もなくなるの。
もちきん
もちきん
ん?てことは6番目の音(下中音)も上げる必要がなくなるってこと?
講師
講師
そう、だから旋律的短音階が下行する時には自然的短音階と同じになるの。

もちきん
もちきん
はーなるほど!
講師
講師
うんうん。だから旋律的短音階を上行と下行まで弾くとこうなる。

次回へ続く

いかがでしたでしょうか。

分からなかった部分や、誤っている箇所があればコメント欄にコメントして頂ければ幸いです。

ではでは、また次回の記事で。

 

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もちきん
20代後半♂。綺麗な音楽や写真と物語が好き。ブログがきっかけで商社マンからSEOコンサルタントになった狐。

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